関空とは関西国際空港、和泉佐野市沖の人工島にある空港。関空の建設が始まったころ、和泉佐野市に住んでいたこともあり、思い入れが強いのも事実です。
今回の台風21号の高潮で冠水、おまけに連絡橋にタンカーが衝突して弧島になってしまった!
なんと脆弱な!と感じたことを幾つか述べたいと思います。
高潮によりターミナルビルの地下にも浸水して電気設備がやられて停電。海のなかに人工的に作られた島、ということは海水が上がってくることは想像できるはず。なのに電気設備を地下に設置するとは考えられません。福島の原発がだめになったのも、非常用電源設備が地下にあって冠水したからでしょ。それが全然教訓になっていないですね。
人工島に渡るのに連絡橋が一本しかない? 開港時はしょうがないにしても、開港から25年も経つのに、関西経済に重要な役割を担っていて益々重要な施設になっているにも関わらず、橋一本で良いと思っていたのか? 海底トンネルの建設を検討すべきでは・・・。
海上空港は成田空港のような内陸の空港にくらべ、24時間運用が可能という利点がある半面、連絡橋一本でしかつながっていない脆弱性は大きなデメリット。国の存亡にも関わることだけに(そう感じていない人が多いのも問題)危機管理をしっかりしてもらいたいですね。
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