事件はナイロビ発イスタンブール行のターキッシュ エアラインズのフライトで起こりました。
インターネット命の方は、どこにいてもネット接続できないといられないですね。そうなると、Wi-Fiルータを持ち歩くか、スマートフォンをテザリング設定してタブレットを使うとか、一般的にやられていることです。手持ちのモバイルルータやテザリング設定したスマホのSSIDって、大抵の人は、デフォルトの値を使いますよね、例えば私が使っているNETGEARのAirCard 785の場合は「NTGR-A118」がメーカーの設定値。私はそのまま使っています。
このネーミングを凝ったものにしたいと思う人はいるもので、「Bomb on Board(=機内に爆弾あり)」に設定したらどうなるでしょう!? 事件はここで起こったのでした。ナイロビを離陸したターキッシュ エアラインズの機内で「Bomb on Board」のSSIDのWi-Fiが出現したということで、スーダンに緊急着陸し、乗客全員がセキュリティチェックを受け直すという事態になったそうです。人命に影響はなかったからいいようなもののの、到着が遅れてしまい迷惑なことには間違いありません。
これ以前にも「Al-Quida Free Terror Nettwork(=アルカイダ無料テロネットワーク)」という名前のために、ロサンゼルス発ロンドン行きの出発が遅れたり、「Samsung Galaxy Note 7」という名前でフライトがキャンセルになった場合もあります。 くれぐれもSSIDのネーミングは、ふざけないでまじめにやりましょう。