つい先日ついに65歳の誕生日を迎えました。毎年迎える誕生日のいちにちに過ぎないのですが、よく考えたらこりゃ人生で最大の意味のある誕生日なんですね。なんてったってこの誕生日以降は「高齢者」と呼ばれるようになるんですから。 事実、役場から「介護保険被保険者証」なるものが郵送されてきました。政府公認「高齢者」ってわけです。
人は一生を過ごす間、呼ばれる名前が変化します。幼年(幼児)、少年、成年(成人)、高齢者、後期高齢者のように。
このうち成年は、民法第4条の「年齢二十歳をもって、成年とする」と規定されています。競馬・競輪・競艇といったギャンブルは競馬法などの法律により「成年」つまり20歳以上ならOK。パチンコは風適法により18歳以上。なぜかサッカーくじは19歳以上と制限される年齢はまちまちです。そうそう選挙権も18歳以上になりましたね。なので20歳の誕生日は酒・たばことギャンブルが解禁になる日だけになってしまいました。
それに対して65歳の誕生日は、年金が支給される年齢であり、給与所得者の多くは65歳の誕生日で、所得が給与から年金に切り替わるのです(私の勤務する会社は65歳の誕生日後の年度末までとなっています)。そして介護保険の被保険者となるのです。これは20歳の誕生日以上に人生の一大転換点になりますね!
以上のようなことをうだうだと考えてしまったわけですが、そういっても誕生日がきたからといって急に気持ちが変わるわけでもないんですけどね(笑)。だんだんと「高齢者」に馴染んでいきますか!
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