防衛省は、女性自衛官に陸上自衛隊の普通科中隊、戦車中隊などへの配置を開放し、全自衛隊で配置制限を事実上撤廃すると発表した。女性活躍推進に向けた取り組みの一環で、約6%にとどまる女性自衛官の比率倍増を目指す。
いよいよ男だけと言っていられないほど人材が不足しているのだろう。これは自衛隊に限らず全ての職業に当てはまることだ。
防衛省によると、全自衛官約23万人のうち、女性自衛官は約1万4000人。肉体的負荷の大きい職域で配置を制限してきたが、段階的に門戸を広げ、昨年は陸自の対戦車ヘリコプター隊や海上自衛隊のミサイル艇などへの女性配置を解禁した。
配置制限がほぼ撤廃されるといっても、やはり海自の潜水艦隊員や陸自の特殊武器防護隊など3職域は、プライバシーや母性保護を理由に対象から外した。
潜水艦の乗組員は、別に女性でもかまわないのだが、潜水艦のなかは物理的に寝室やトイレ、ふろといった設備が男女別に作れないからというのが本当の理由だそうな。スペース的に余裕のある護衛艦では、既に女性用の設備が設置され、護衛艦に女性艦長が誕生している。
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