気がつけば2016年も残りわずか、今年もいろいろなことがあったが、モバイルガジェット界での話題はなんといってもGalaxy Note7 の発火騒ぎでNote7が発売中止になってしまったこと。また、ポケモンGOの流行によるモバイルバッテリーの普及とそれに伴う発煙事故の多発。
どちらもリチウムイオン電池に関わることだが、特にNote7 の問題は社会に多くの影響を与えた。各国政府は航空機へのNote7 持込み禁止や、リチウムイオン電池そのものを規制する動きもでてきている。
リチウムイオン電池は、高性能なことは知られていたが、安全性の問題が克服できなくてなかなか実用化されなかった。ここ数年で安全なリチウムイオン電池が開発され、スマートフォンをはじめとする多くの機器で使われているが、危険な事には変わりない。
スマートフォンの場合、電池の性能をぎりぎりまで発揮させるように電池廻りの回路やUSB充電器など、トータルで安全に使用できるように設計されている。なので、充電器はできるかぎり純正品を使うようにしたい。
これから年末年始になり、故郷へ帰省する人も多いのではないだろうか。モバイルバッテリーは、長期に渡る旅行などで重宝する。このモバイルバッテリーもリチウムイオン電池が使われていて、発火騒ぎを起こしているので、購入は慎重に選んでほしい。
モバイルバッテリーは、発売当初はパナソニックやソニーなどのバッテリーメーカーの製品が信頼できたが、最近サードパーティー製の低価格な商品が多くなって競争力が低下したのか、バッテリーメーカーの製品はほとんどなくなってしまった。
途上国で生産されて輸入された激安モバイルバッテリーは要注意だ。先ほども述べたが、リチウムイオン電池は危険なモノ。購入するときは激安なものより、信頼のおけるメーカーの製品を選びたいものだ。
現在日本で販売されているモバイルバッテリーで、信頼できるメーカー(ブランド)は「cheero」と「Anker」の2つだろう。cheeroにはAUTO-IC機能が、AnkerにはPowerIQ機能が搭載され(どちらも接続した機器に最適な電流を流す機能)ている。年末年始、移動中にスマホを使う人も多いはず。お役立ちグッズとして、大容量のモバイルバッテリーを準備してみてはいかがだろうか。
ここに掲載された商品は、信頼のおける製品ばかりなので、どれを選んでも問題ないでしょう。
◆スマホの充電時間短縮【各社QuickCarge2.0/3.0対応USB充電器比較表】
これらを参考に是非安全な商品を購入するようにしよう。
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