今年8月に、東京五輪の追加種目に採用決定したサーフィンですが、その時は開催場所は決定していませんでした。しかし、昨日スイスで開かれているIOC(国際オリンピック委員会)の理事会で、オリンピックのサーフィン会場は千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸(通称:志田下)に決定しました!
今朝、釣ケ崎海岸で決定を祝うイベントが開催されました。出席した馬淵昌也一宮町町長は「五輪では世界初の会場となり、歴史に新しいページができる。選手をはじめ皆さまにとって良い五輪を目指す」とあいさつしました。早朝にもかかわらず地元のサーファーら100人以上が参加し、海岸を背景に「TOKYO2020 釣ケ崎海岸」と書かれた紙を持って記念撮影しました。
サーフィン会場に決まった釣ヶ崎海岸は、通称「志田下」と呼ばれていますが、この名前の由来は、志田利寿さんという方が経営する海の家の下側にあたることから「志田下ポイント」と呼ばれるようになったのだとか。この名前は、海外でも知られています。
一宮町は、ここ最近サーフィン目的で移住してくる人が多く、海外沿いにはサーファー向けのアパート等が多く建てられています、昔は、サーファーは地元住民にあまり良い目で見られなかったこともありましたが、今ではサーファー向け物件は一大市場になっています。そして、今や町民の2割前後がサーフィン関係者ということで、一宮町は正真正銘「サーフィンの聖地」になりました。
私も結構興奮しています、1964年の前回大会では、私が通う小学校がマラソンコースに近かったので、全校生徒がマラソンコースの国道20号線で応援しました。アベベ選手の姿は今でもはっきり覚えています。そして2020年大会のサーフィン競技が、いま住んでいる近所で開催されるということで喜んでいます。そのころは完全退職している予定なので、どっぷりとオリンピックに浸かってやろうと思っています。
喜んでばかりいられないのがインフラ整備です。駐車場ひとつとっても、現在は80台ほどしか収容できないのです。また、上総一宮駅の整備、駅から会場までの道路整備。挙げたらきりがない程ありますね。それらをすべて解決して大成功したいものです。
年 | 月 | |||||
2016 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
6月 |