一人暮らしをしていた母が体調を崩して入院、そして施設入居。空き家になった母の家。当初は電話も、水道も、電気も、契約はそのままにしていたが、最初に解約したのが電話、そして水道。電気の契約はそのままにしてあるが、水道の契約を切ってしまって一番困るのがトイレ。
家のかたずけをしに行く時には、2リットルのペットボトル6本に水を入れて持って行くようにした。最初、用を済ませたあと、ペットボトルに入った水を1本ロータンクに注入。レバーを倒して水を流してみると明らかに水不足で、完全に流れきれない。そこで初めてトイレ一回分の水量は、2リットルでは足りないことに気付く!
そこで調べてみると、TOTOの最新型の節水型の便器でも1回の洗浄に3.8リットルの水を使うことがわかりました。10年程前の製品では6リットル、20年前の製品ではなんと10リットル以上にも及ぶこともわかりました。母の家の便器は、5年ほど前に交換しているので4リットル強の水が必要なのですが、なんとかペットボトル2本の4リットルで済ませています。私と妻が1回づつ使用するとペットボトル4本、どちらかがもう1回利用すると6本で12リットル使用することになります。そうなると持って行った水がなくなるので、それ以上の滞在はムリ! ということで帰ってくるのです。
以前から、家庭で使われる水の第1位はお風呂でなくて「トイレ」だということは知っていましたが、これほどまでに水を使うとは知りませんでした。超節水型でも1回3.8リットルですよ! 4人家族が1日家にいて、其々が4回トイレに行くと4X4=16 16X3.8=60.8 なんと60リットルの水を使うことになります。それが1975年製の便器だと1回20リットルなので、16X20=320リットル なんと膨大な水の量なんでしょう!!
てなわけで、レバーを捻れば水が出る状態ではあまり気が付かなかったことが、自分で水を補給してはじめて実感したのでした。 結論は、あまり家に居ない方が節水できるということです(笑)。
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