機内持込みが可能な楽器って?

ANA Trivia Vol.22を見ていたら、こんなクイズがありました。

Q.「大切な楽器との空の旅。手荷物として機内に持ちこむことのできない大きな楽器は、受付カウンターにて預ける必要があります。ところが、とある楽器は航空会社が用意する専用のケースを使えば、機内へ持ち込むことができるのです。さて、その楽器とは?次の3つの中から選んでください。」

1.トランペット
2.サックス
3.バイオリン

さて答えはなんでしょう? 正解は「3」なんですね! ということは、トランペットとサックスは機内に持ちこむことができないのですね! サックスは小さいようでケースは結構大きいので、ま・そうかという感じですが、トランペットがダメとはね~! 一応3辺の合計が115Cm以内ならOKということですが、ピッコロトランペットあたりならOKそうですが、フツーのB♭管だと厳しいでしょう!

バイオリンは、航空会社が用意してくれているケースに入れれば、機内に持ち込むことが可能なようです。その場合、当然自分のバイオリンケースは荷物カウンターで預ける必要があります。

ANAが全国の空港にて貸し出ししているのが、機内に持ち込める特製のバイオリンケース。座席数100席以上の飛行機で運航する、国内線全便を対象にしており、大切なバイオリンを超荷料金無しで国内線機内に持ち込めるスグレモノです。4/4サイズ(全長58.9cm、最大幅20.8cm)のバイオリンと弓2本が収納できます。ケースのサイズは、たて:24.4cm×よこ:77.4cm×高さ:13cm 合計114.8cm となっていますので、ぎりぎり3辺の合計が115Cm以内に収まっているのですね!

このケースを利用するには予約が必要ということです。なんでもこのケース、非常に人気があるとかで、一般にもA-Styleで販売しているようです。価格は¥70,200(税込)だそうです。

ana_v_case

製造は国内の楽器ケース専門メーカーで行っており、素材には繊維強化プラスチックを採用しているので、日常の移動で考えられる衝撃にも耐えられる安心設計になっています。

国内線での裏技として、もう一つ座席を購入すれば楽器を機内に持ち込むことができるようです。JAL、ANAの普通席の場合11,300円追加で1席確保でき、まとめた場合の幅が43cm以内であれば1席にまとめて複数の楽器を固定することができるそうです。楽器用の座席は普通の座席よりも安く購入できるそうです。もう1席確保したからって、もう1人乗れるわけではありません(笑)。


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投稿者: じやお

田舎暮らしを始めて25年、田舎暮らし最高!

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