昨日仕事で都内を走っていて、ちょうどごみ収集車の直後に続くかたちになった。それと同時に車内に生ゴミ臭が!! えっ、何で? と思ってエアコン類のレバーを見てみると、外気取り入れ側になっている。即、循環側にしたが、いくらごみ収集車の直後とはいえ、こんなに生ごみ臭がしたのは初めてです。バキュームカーよりましか? などと考えていましたが、そう言えば最近見たニュースを思い出しました。
それは「バキュームカーの臭いをチョコの香りに」というものです。これは、紡績大手シキボウや山本香料など4社が、便を回収するバキュームカーから出る不快な臭いをチョコレートのような甘い香りに変える技術を共同開発したというものです。これはすごい技術ですね!便の臭いをチョコレートの香りに変えることができるなんて!
孫が来ているときに経験したのですが、ウンチしてるかなーっと鼻先をお尻へ近づけたとき、ホントにウンチをしていたときの臭いこと! これはたまりません! そんな時にこの技術を使えばチョコレートの香りでウンチをしているのがわかって大変便利です。なんて素晴らしいんでしょう!
この匂いを変える技術は「デオマジック」というらしいです。バキュームカーの真空ポンプを動かす潤滑油に配合することにより便の臭いを変えることができるそうです。
この「デオマジック」という技術、従来の消臭技術とはまったく異なるメカニズムによる画期的な技術だそうです。簡単に説明すると、良い香りの香料から糞便臭成分を除いた香料を調合することで、糞便臭成分が加わったときに良い香りに変化させるものだそうです。最初の良い香りの香料から取り除く臭い成分を変えることで、いろんな悪臭に対応できるようです。 脱臭してしまうと、かえって困るもの(ガスもれやおむつの便)も、あるいい香りがすることで知らせることができるのです。
完全脱臭もすごい技術ですが、この「デオマジック」も、すごいですね。
ということで、そのうち生ごみ回収車にも採用されることを願っております。
紹介記事(日本印刷新聞社)
http://nichiin.co.jp/archives/17011/
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