妻が大多喜町のイベントに参加してきて貴重な情報をお土産に持って帰ってきた。なんと今年の「大多喜お城まつり」にNHK大河ドラマ「真田丸」に本多忠勝役で出演中の藤岡弘さんが参加してくれるというものでした。
大多喜町は大多喜城の城下町だが、大多喜城は明治4年7月、廃藩置県とともに大多喜城は廃城となりました。それにより、城内の建造物はすべて破却されたのです。
その後、昭和41年5月、県史跡「上総大多喜城本丸跡」として指定され、昭和50年9月、大多喜城(現・県立中央博物館大多喜城分館)が建設されたのを記念し、当時をしのんで毎年お城まつりが開催されています。「大多喜お城まつり」では徳川四天王の1人であった本多忠勝侯一行に扮(ふん)した武者行列やみこしの渡御が城下町に繰り出します。
本多忠勝(通称・平八郎)は「戦国最強の武将」とも称された人物で、13歳の時に、『桶狭間の戦い』の前哨戦である大高城兵糧入れで初陣を飾ってから、大小50数回の戦いで一度も手傷を負わなかったと言われています。とにかく強いのです。徳川家康の江戸入府とともに忠勝の居城となったのが大多喜城である。
忠勝の武術における象徴ともいえるのが「蜻蛉切(とんぼきり)」という長槍です。長槍の柄の部分は通常4.5m程なのだが、蜻蛉切は6mもあったとされています。
蜻蛉切は『天下三名槍』の一つですが、凄まじい切れ味を誇り、戦場で槍を立てていた時に槍の穂先に蜻蛉が止まった瞬間、真っ二つに切れたという伝説から、この名が付いたといわれています。
忠勝は、当時の男性よりも身長が高く大男だったのでしょう。その大男が通常よりも長い長槍をもって立っていたらとおもうと、そりゃあ恐ろしいですね。
今年のお城まつりでは、その恐ろしさが再現されるかもしれません。今年のNHK大河ドラマは「真田丸」ですが、ドラマの中で忠勝を演じているのが藤岡弘さんです。藤岡弘さんは実に22年ぶりの大河ドラマ出演だそうですが、今年のお城まつりの大名行列に初出演してくれるそうです。藤岡弘さんも忠勝と同様に身長があり(180センチの身長ということ)ますから、鎧兜を装着してのパレードということなので、蜻蛉切を持った忠勝が再現されるのではないかと期待しています。
そうそう肝心の日程を教えてなかったですね。
お祭りは9月24~25ですが、大名行列は25日に行われるようです。行列は大多喜城址から出発するとのことです。
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