サムスン電子にとって、ライバルのアップルが新型スマートフォンiPhone 7を発表したこの時期、両社のシェア争いが激化しそうだが、それに水を差すような事態が起きている。
最新Androidスマートフォンとして今年8月に発表されたサムスン製スマートフォン「Galaxy Note7」(日本では未発売)だが、発売後、充電中に内蔵電池が爆発するなどの事故の報告が多数あったことから、リコールの措置がとられていることは既に知らせしたところです。
国土交通省は9日、同機種について航空機への持ち込みに関する注意喚起を行いました。対象は、国内航空各社で、旅客に対して周知するよう求めたという。
周知を求めた内容は、以下の3点。
・機内では「Galaxy Note 7」の電源を切ること
・機内では「Galaxy Note 7」の充電を行わないこと
・「Galaxy Note 7」を受託手荷物として預け入れないこと
国際民間航空機関(ICAO)は、旅客機でのリチウムイオン電池の貨物室への預け入れを4月1日から暫定的に禁止していますが、機内への手荷物持ち込みは認めている。今回、国土交通省は機種を指定して電源断と充電しないことを求めている。
8月には、スカイマーク機が新千歳発羽田行きの便で、客室の持ち込み荷物内のモバイルバッテリーが発火する事故を起こしたばかりだし、5月にもVエア機で同様の発火事故が起きている。
それらの事故を受け、航空会社のなかには機内での使用を常時禁じる措置を取っているところもあったが、日本ではモバイルバッテリーの機内での利用に制限を設けていなかった。
「Galaxy Note7」のリコールを受け、機内での使用を制限するよう求めているが、充電することは、すべてのスマホやモバイルバッテリーで禁止してもらいたいですね!
航空会社として既に「Galaxy Note7」を使用・充電することを禁じているのは、オーストラリアのカンタス航空と傘下の格安航空会社ジェットスター、およびヴァージン・オーストラリアの3社だが、今後他の航空会社にも広がりそうな気配です。
長生村の上空で出火・炎上なんてことがないようにしてくださいね(どこでなってもダメですけど)!
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