長生村は只今稲刈り真っ盛り!
よく見る光景ですが、稲刈りをしている田んぼに鳥たちがいっぱい集まってきます。コンバインが動いていてもおかまいなし、まるで一緒に作業でもしているよう?
最近気がついたんですけど、不思議なことに集まってくるのはカラスか白鷺のどちらかなのです、一緒に同じ田んぼにいることはありません。白鷺は肉食なので、コンバインが稲を刈ると、稲に隠れていた虫達がたくさん湧き出してくるんで、それを狙っているわけです。カラスは、雑食なので白鷺と同じく、虫を狙っているのですが、こぼれたモミを食べているのを見た事があります。同じ集まってきてもちょっと違った行動をするのが面白いですね。それに、いちばんおもしろいのが、白鷺とカラスは一緒に群れないことです。餌を食べるのなら一緒にいてもおかしくないと思うのですが、まるでお互いに相談しあっているかのように、ここの田は白鷺、あそこの田はカラスという具合に、どのようにしてきっちり別れているのかが本当に謎です。
そうそう、スズメはカラスや白鷺からちょっと距離を取って、落ちたモミを狙っています。スズメはカラスでも白鷺でも関係なく一緒に集まっています。
鳥たちの社会にも、人間と同じように人間関係が、おっと鳥関係があるのですかね?
そういえば、稲刈りに集まってくるカラスって「カーカー」と鳴いてないですね。あんなにいっぱいいるのに静かなものです。これも不思議ですよね!
白鷺は見た目は優雅ですが、飛び上がるときいきなりは飛び上がれなくて、まるで荷物を満載したカーゴ機がやっとこ滑走路の端まで行って離陸するような感じで飛び上がります。当然ですが、飛び上がる途中でなにがあっても進路変更ができないのです。なので、道路上には、結構白鷺が死んでいることがあります。まだ完全に飛び上がってないところに走って来る自動車と遭遇すると避けられないようです。私も経験があります、幸い白鷺とは衝突していませんが、スズメとならぶつかったことがあります。たぶん飛び上がったばかりだったのでしょうね、わたしの運転する車のフロントガラスにぶつかって、そのまま後ろの方にとんで行ってしまいました。飛んでいったんではないんですよ。バックミラーで確認したところ、そのまま道路の脇に落下してしまいました。おそらく、そのまま帰らぬ鳥となんたのでしょう。飛んでいる鳥が、何かにぶつかると、大抵は首の骨が折れてしまい、絶命してしまうようです。
田んぼで稲刈りをしているときは、車の運転も注意しましょう!
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