お盆休み突入、長生村は・・・

今日は、今年から新たに設定された「山の日」で休日でした。、「山に親しみ、山の恩恵に感謝する」という趣旨で制定されたようですが、ココ長生村は海はあっても山はないので「山に親しむ」ことはできませんが、「山の恩恵に感謝する」ことはできます。山の恩恵ってなんだろう? 単純に茸などの、いわゆる山の幸のことだけでなく、命の根源である水こそが山の恩恵ではないでしょうか、また、ここ海沿いは山の恩恵がないのかというと、それは大間違いで、豊かな山があってこそ豊かな海が作られるのです。なので、山の恩恵に感謝するとは、自然の恵みに感謝することに他ならないでしょう。

「山の日」は、国が定めた国民の祝日ですが、それ以前にも地方自治体で独自に制定した「山の日」があります。ここ千葉県でもあまり知られていませんが5月17日が「里山の日」となっています。

祝日の話は別にして、8月11日が国民の祝日になったことで、実質上「お盆休み」の突入日になりました。お盆というと都会に働きに出ている方々が、故郷に里帰りすることにより、交通機関や高速道路が混雑します。その反動で都会ではその間人の数が減って電車も道路もガラガラになります。

ここ長生村は、完璧に帰って来る地域です。東京などで暮らしている子供たちが、その子供を連れて帰ってくるパターンが多いです。それは、スーパーに行けばよくわかります。この時期いつもと違い、人を迎えるための商品が増えるのです。お盆で人が減って淋しくなる都会と正反対に、人が増えてにぎやかになるのが長生村です。東京から近いので、帰省する人も楽に帰ってこれるのがいいですね。

お盆に帰省する習慣はどうして起こったのでしょう。この起源はどうやら「藪入り」にあるようです。「藪入り」とは、お盆と正月に、奉公人や、嫁いだ女性が子供と一緒に実家に帰省する事を言います。年に2回 里帰りする習慣が、いつのまにか現代のお盆に実家に帰ることに変わっていったのでしょう。それがさらにすすんで、この時期に海外旅行に行く(ここしか休めないという悲しい現状ではありますが)人が増えているようです。里帰りはしない?里帰りよりレジャーが大事?里帰りするところがない? いろいろな理由がありますが、時代とともに人の行動も変わるものですね。

ところで、日本人にとってお盆休みは貴重な長期休暇ですが、ある調査によると、世界のなかで、日本人が一番休暇の日にオフラインになれないんだとか。休んで実家や観光地にいるのにメールのチェックをしたり、SNSに書き込みをしたり、会社からの電話を受けたり、等々どうしても仕事から離れて真のリラックスができないのが日本人なんだそうです。 SNSに「今休暇で実家にきていま~す」なんて書き込みをしたら、「家は留守でだれもいませ~ん」と宣伝しているようなものです。くれぐれもご注意を!


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投稿者: じやお

田舎暮らしを始めて25年、田舎暮らし最高!

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