リオデジャネイロで開かれているIOC総会で、2020年東京オリンピックでの追加種目に「野球・ソフトボール」等と同時に「サーフィン」も正式に実施競技に決まりました。
オリンピック種目としてのサーフィンは、サーフボードに乗って波に乗る技の難度やスピードを競う競技で、東京大会の組織委員会はIOCに対して「ショートボード」の男女の2種目、選手数は20人ずつの40人で提案していました。
日本サーフィン連盟によると日本のサーフィン人口は200万人、世界では3500万人だそうです。特に若い人からの支持が多いので「若者にアピールできる競技」として、IOCの方針とも合致しています。
かねてから、サーフィン会場を一宮町といすみ市の海岸に誘致するために、一宮町長、いすみ市長は担当大臣に要望書を提出しています。その他、神奈川、静岡、愛知、宮崎の各県の自治体が名乗りを上げているので、九十九里が選ばれるのは簡単ではないでしょう。しかし、IOCのコーツ副会長も「千葉の可能性が最も高い」と語っており、希望がもてます。
一宮町は今までも世界大会等の大会が開かれていますし、なにより常にサーフィンに必要なバリエーションの豊富な波があることが他にはない有利な点です。しかし、選手村からの移動が1時間圏内という条件だと、湘南に比べると若干不利なのが心配です。
地元に暮らす人間としても、是非サーフィン会場になって欲しいです。なぜなら、南九十九里はサーフィンしか見るべきものがないんです(これはちょっと言い過ぎ?)。最近サーファー目当てのお店が増えて少しはにぎやかになってきましたが、湘南に比べればまだまだです。オリンピック開催をきっかけにして外房九十九里が国際的なビーチリゾート地になれるチャンスをいただきたいと思います。もし、会場に決定すれば、鉄道や道路など東京からのアクセスが改善されるでしょうし、会場近辺の道路・ホテルの整備などにより外房地域に相当な経済効果が望めます。
今までも誘致活動をしていましたが、サーフィン競技そのものが採用されなければ意味がなかったわけですが、ここで正式に決定したことにより、誘致活動にも熱が入りますね。いよいよこれからが本番です。今年の秋ごろに決定ということなのですが、準備期間を考えると、少しでも早く決定してもらいたいですね。
そうそう、現在世界で活躍する日本人プロサーファーの稲葉玲王や大原洋人も一宮が生んだスター選手です。是非、地元の海で活躍する姿を見てみたいものです。
がんばれ 千葉 一宮
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