昨日車で走っていたら、近所で梨狩りをやっていた、えっ!もうそんな季節か!とびっくり。ついこないだまでイチゴ狩りやってたと思ったのに! そういえば房総半島って果物狩りの宝庫ですね!
周りを海に囲まれた房総半島は黒潮の恩恵で温暖な気候に恵まれて、1月から5月にかけてイチゴ狩りが楽しめる農園やレジャースポットがたくさんあります。我が家の近所では上総一宮の近藤いちご園が有名です。総面積2,400坪の広大なビニールハウスでは、20種類ものイチゴが栽培されています。多くの品種を食べ比べが可能なところが近藤いちご園の特徴です。これだけの種類を楽しめる所はなかなかありません。めったにお目にかかるかかることのない品種を、思う存分味わってみましょう。
イチゴ狩りで食べるイチゴとスーパーで売っているイチゴの違いは、なんといっても太陽の香りがするイチゴが食べられることではないでしょうか!この感覚、食べたことのある人しかわからないでしょうね?
梨といえば鳥取県の名産品のような気がしますが、千葉県は土壌条件、気象条件に恵まれた梨の栽培適地で、なんと栽培面積、収穫量、産出額ともに、日本一なんだそうです。また、関東で最も早い時期に出荷されます。「幸水」はすでに出荷が始まっているようです。最近目にしなくなった「二十世紀」梨は、鳥取県が日本一の産地だったことがありますが、発祥の地は千葉県松戸市だったというから驚きです。
また、千葉県の梨の特徴は、直売・宅配や観光もぎ取り園などの市場外流通が多く、全流通量の70%以上なんだそうです。だから、あまりスーパーで売られているのを見ないんですね。千葉が梨の生産量日本一だというのが実感できないわけですね。
我が家から近い梨狩り農園と言えばやはり上総一宮にある旭原農園が有名です。8月上旬~9月中旬まで、もぎたての瑞々しい梨の味と香を体験することができます。
千葉県といえば、びわの産地としても知られています。日本では1位の長崎県に次いで2位の収穫量を誇ります。びわは寒さに弱いので温暖な地域でしか栽培できない果物です。千葉県でも特に温暖な南房総市で多く栽培され、観光農園も多くあります。時期はゴールデンウィークの頃から6月上旬位までです。30分食べ放題で3千円前後と結構高めです。
ちょっと変わったところでは、いすみ市にある宮原オートキャンプ場では、春にはタケノコ掘り、山菜採り、ブルーベリー摘み取り、くるみ割りなどが体験できます。また、いすみ市にある青木農園、片岡農園、五平山農園の3つの農園では7月~8月にかけてブルーベリーの摘み取りができます。ブルーベリー狩りと言わないところがおもしろいですね。
千葉県では、その他ぶどう狩り、みかん狩りもできますが、やっぱりぶどう狩りは山梨へ、みかん狩りは神奈川・静岡へ行った方が良いでしょう。