九十九里浜のアクティビティ

房総半島南東の太平洋に面した海岸線を九十九里浜と呼びますが、全長約66キロメートルの海岸です。日本の白砂青松100や渚百選にも選定されている程の美しい海岸です。なんといっても手つかずの66キロメートルにも及ぶ砂浜があるということです。大前研一氏が、九十九里浜はオーストラリアのゴールドコーストのようになりうるとまで言わせる程、可能性を秘めた土地なのです。

大前氏は、日本型海水浴ビーチの発想から、国際的ビーチリゾートを目指すべきとおっしゃってますが、すでに日本型海水浴ビーチという性格は大分無くなってきているように感じます。いまや九十九里浜といえばサーフィン、サーフィンのメッカになりつつあります。九十九里浜は、神奈川の湘南地域とともに関東をいや、日本を代表するサーフスポットです。太平洋に面していることから、湘南地区の海岸と比較すると波は高く少し荒いのが特徴です。湘南海岸がサーフィンの初心者向けなのに対して、九十九里浜は中・上級者向けと言われています。実際毎年のように国際大会が開催されています。2020年の東京オリンピックでもサーフィンが正式種目に決定しましたが、一宮・太東地区での開催を目指しています。もし、オリンピックが開催されたら、国際的ビーチリゾートになるきっかけになると思うのですが・・・。

最近は、おしゃれなサーフショップやサーフィンスクールもたくさんあるので、初めての方でも気軽にサーフィンを体験できます。長生村内にもサーフィンスクールがあります。平日の早朝でも来られる方が多いのにはびっくりです。

【乗馬】また、サーフィンだけでなく、九十九里浜に数か所に乗馬クラブがあり、砂浜で乗馬を楽しむことができます。

【フィッシング】砂浜からは、投げ釣りもできます。夏でも海水浴場に指定されたところ以外では可能なようです。

【Paraglider】変わったところでは、モーターパラグライダーを楽しむ人達を見かけることがあります。ここ長生村の一松海岸で、実際に飛んでいる所をみたときはびっくりしました。

【Triathlon】日本国内最大規模のトライアスロン大会が2014年に初めて一宮海岸で開催されました、オリンピックと同じくスイム1.5km・バイク40km・ラン10kmのコースが設定されています。「99T(九十九里トライアスロン)」という略称で毎年開催されています。今年も9月24日に開催されます。只今エントリー受付中です。昨年までは、開催に合わせてJRでは「サイクルトレイン」を両国と上総一宮駅間で運行し、自転車をそのまま列車に積み込むことができるなど、参加者には嬉しい列車ですが、今年はどうなんでしょう?

多彩なアクティビティーの九十九里浜ですが、それぞれが勝手に発展してゆくのではなく、九十九里浜の全体をグランドデザインしながらトータルに発展していってもらいたいですね。

投稿者: じやお

田舎暮らしを始めて25年、田舎暮らし最高!

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