長生村のうまいもの(特産品)その2

昨日は青のりと落花生と玉ねぎの紹介で終わってしまいましたね。今日はその続きを書いてみたいと思います。

今日の最初は、「ながいき葉玉ねぎ」です。フツーの玉ねぎと同様に、九十九里浜のミネラル豊富な砂質土壌と塩分をたっぷり含んだ潮風が育てているのが「ながいき葉玉ねぎ」です。誕生したのは昭和52年、その年は暖冬で生育が進みすぎた玉ねぎが株別れ(分球)してしまったのです。せっかく育てた玉ねぎをなんとか無駄にできないかと考えました、ヒントになったのが昔から農家で食べられてきた、「葉ごと食べる若どりの玉ねぎ」です。若どりの玉ねぎは、甘く肉厚で栄養価も高いため、貴重な冬場野菜として親しまれてきました。この若どりの玉ねぎを参考にして誕生したのが葉玉ねぎです。ずばり発祥の地は長生村です。なので、長生村の特産品と言えば「ながいき葉玉ねぎ」が王様ですね。我が家がこちらに引越してきた頃は、もっと栽培が盛んだったような気がします。「ながいきXXX」を名乗る農産物は「ながいき葉玉ねぎ」が最初だったのではないでしょうか。近所のスーパーにも大量に置いてありました。最近では東京へ出荷する量が増えてきたため、地元まで出回らなくなってしまったようです。昨年の1月にフジテレビで放送された「タカトシ温水の路線バスの旅」では「外房・長生村摩訶不思議!極ウマ葉タマネギ」として、葉たまを利用したおいしい料理が紹介されていました。たまたま番組を見ていたのですが、ヌクミズ一行が訪ねた葉たまねぎ農家が、我が家の近所だったのにはびっくりしました! 話は戻りますが、番組内で、東京のスーパーで売られている「ながいき葉たまねぎ」として紹介されていたので、東京へ出荷されているのは間違いないでしょう。

「ながいき葉たまねぎは」1月から3月までの季節限定の野菜です。玉ねぎになる部分はもちろん、葉の部分は肉厚で甘さがあり、ねぎ特有の香りもすくないので、ねぎが苦手の人にもお薦めです。栄養面でもビタミンやミネラルが豊富に含まれます。どっちかというと炒め物があう気がします。葉玉ねぎのオイスターソース炒めなんか最高ですよ。また、シチューやパスタなどの洋風料理もいけますが、酢味噌あえのような和風の料理でもバッチリです。

ながいきブランド野菜のトップバッターが葉玉ねぎなんです。どうかスーパーの野菜売り場で見かけたら買ってみてください。栄養満点の葉玉ねぎを食べると風邪をひかないといいますよ!

あれ! 今日は葉玉ねぎだけで終わってしまいました。まだまだうまいものがたくさんあるので、明日以降その3として続けたいと思います。

投稿者: じやお

田舎暮らしを始めて25年、田舎暮らし最高!

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