早く実用化してほしい逆走を警告する新技術

高速道路を逆走してしまって事故になるケースが後を絶ちませんが、そういったニュースを見ていつも思うのは、高速道路の出口から入ったのがわからないのか? 逆送しているのがわからないのか? ですが、案外認知症までいかないまでも、老いによる判断力の低下程度でも逆送に気が付かないのではないのか、と思えるようになってきました。自分が歳をとったせいでしょうか?

昨今、自動運転が話題になっていますが、そこのところは最新のテクノロジーでなんとかならないものかと思っていましたが、フォードがやってくれたようです。

「ロングウェイ・アラート(逆走警告)」と名づけられたフォードの新システムは、フロントガラスに取り付けたカメラが「進入禁止」や「一方通行」の標識を検知し、それを車載ナビのデータと併せて利用するもの。車が逆走し始めると、視覚と聴覚に訴える警告をドライバーに発信して間違いに気付かせるというわけだ。警報を発するだけで、車を停止させるというようなコントロールするところまではできないところが残念なところ。

フォードが市場に投入する新たな安全システムはこれだけではなく、昨日書いたロービーム・ハイビーム問題に対しても効果的な解決策を採用している。それは、アダプティブ・ライティング・システムという名称で、ラウンドアバウトや交差点では広範囲にハイビーム・ヘッドライトを照射し、赤外線カメラで歩行者を検知するとヘッドライトで歩行者を照らし出すというもの。

フォードは、これらの技術を2年以内に市場に投入する計画だとしているが、投入されてから、ほとんどの車に搭載されるまでは10年以上かかってしまう。逆走警告装置は、後付けの装置でも実現できそうなので、70歳以上のドライバーには設置を義務化するとか出来そうですよね。そうすることで、少しでも事故が減らせることができるといいのですが。



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投稿者: じやお

田舎暮らしを始めて25年、田舎暮らし最高!

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