もうライブに行くことはないけど、テレビでみていると客席ではみんな光る棒を手にしています。光る棒にも電池で光るペンライトと、科学反応で光る使い捨ての「ケミカルライト」があります。ケミカルライトを最初に見たのはもう30年も前になります。当時のペンライトより発行面積が大きくて長時間光るのが特徴ですが、一度発光させると消せない、色が変えられない等、不便なことが多いので、最近では電池式のペンライトが主流のようです。そのペンライトもLEDランプの発達によりかなり進化しているようです。
最近知ったのですが(おじさんは浦島太郎なんです)、最近のライブでは主催者側から、何曲目のXXは何色、XXのXXっていう曲はXX色って具合に事前に周知がされているんだそうです。
最近のペンライトはそれらの要求に応えられるように、複数の色が発光出来るようになっています。たとえばスイッチを押すたびに「赤」→「青」→「白」→「紫」のように色が変わって行くものが主流のようです。
実際にライブで使用される色の順と、ペンライトのスイッチで変わる順が合っていればいいですが、そんなことがあるわけありません。ライブ毎に色の順番をあわせたペンライトを作ればいいですが、それじゃライブ毎にペンライトを買わないといけませんね! というわけで、最近のペンライトは色の順番や色の種類がカスタマイズ出来るものが主流のようです。曲がはじまると同時に迅速に目的の色を出さなくてはならないため、カスタマイズ機能は必須になってきているようです。
代表的なペンライト「キングブレード」
本体のスイッチでカスタマイズができるのですが、最近ではさらに進化した「キングブレードX10III Neo」では、スマートフォンのアプリで簡単に必要な色のリスト「ブレードリスト」を作成できるようになっています。ライブの演目順にリストを作成しておけば、曲がはじまると同時に迅速に目的の色を出すことができるのですね。さらにはカラーチューニング機能があるので、好きな色を自在に作ることができるのです。デフォルトの16色の他、RGBWカラーで指定すれば、どんな色でも作成が可能です。
スマホ上で作成したリストは、付属のケーブルでスマートフォンのイヤホンジャックとペンライトを接続すると一瞬で送ることができます。またQRコードでリストの共有もできるのです。
今やペンライトは日本のサブカルチャーを盛り上げる際に欠かせないアイテムになっています。その点「キングブレードX10III Neo」は色の作成やリスト化など、かゆいところに手が届くとても良い商品です。ただ残念なことに、現在は対応スマホが限られるなど不具合もあるようだが、どうかそのへんを克服してさらに進化してもらいたいですね。
キングブレードX10III Neo シャイニング | |
¥ 2,590 | |
ルイファン・ジャパン |
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