情報処理安全確保支援士ってなんだ?

「情報処理安全確保支援士」って聞き慣れない名前ですね。それもそのはず、サイバーセキュリティ基本法と情報処理促進法の改正(10月21日より施行)を受けて、2017年4月より実施される新たな国家資格の名称です。

 

経済産業省では同支援士制度の創設について、すでに4月に発表済み。情報処理を推進する国家資格と位置付けているそうです。

「情報処理安全確保支援士」試験の内容は「情報処理技術者試験」の「情報セキュリティスペシャリスト(SC)試験」をベースとしたものになり、合格者は支援士の有資格者となる。現在実施されているSC試験は2016年10月期の実施をもって終了する。なお、支援士の有資格者は、SC試験の前身である「情報セキュリティアドミニストレータ試験」、「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験」の合格者も含まれる。

有資格者は、一般に公開される支援士登録簿への登録が可能になる(手数料1万700円)ほか、情報処理安全確保支援士の名称を独占使用できる。支援士の資格は、一定期間が経過するごとに講習を受講することで更新できる。登録事項の変更手数料は900円となる。そのほかの詳細は10月24日にIPA(独立行政法人情報処理推進機構)より公表される予定(ついに講習を受けないと更新できない資格が誕生しましたね)。

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情報セキュリティ担当者向けの資格である「情報セキュリティマネジメント試験」は、引き続き情報処理技術者試験として実施される予定。

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情報処理技術者をとりまく環境が益々複雑化・高度化していくなか、資格試験の種類が増加しています。

 

プレスリリース(経済産業省)
http://www.meti.go.jp/press/2016/10/20161014001/20161014001.html
プレスリリース(IPA)
https://www.ipa.go.jp/about/press/20160627.html


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投稿者: じやお

田舎暮らしを始めて25年、田舎暮らし最高!

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