一昨日の朝は、外房近辺では大雨でした。東京へ行くと雨は上がっており、その後1日雨には降られることはありませんでした。そうなると長い傘を持っている自分が惨めですね!
それはさておき、車を降りて駅まで向かう経路に、先日の台風で瓦屋根が飛ばされた家があります。現在空き家になっていますが、そこの家の前の道路上に飛ばされた瓦が散乱していました。ということは、ちょうどとき通りかかっていたら瓦に直撃されて大怪我しているところでした。
事の重大さに気がついたのか、その家は短期間のうちに解体されて、みごと更地になってしまいました。
さてこれからが本題です。一昨日の朝の大雨で、水はけの悪い所では水たまりができていましたが、先ほどの解体されて更地になった敷地から、滝のように雨水が流れ出していました。しかも地面がむき出しのままなので、表面の土砂もながされ土色の濁流が道路を横切っています。これでは、買ったばかりの防水シューズもたまりません。今までは同じくらいの雨が降ってもここまで酷くはなっていませんでした。
建物があれば、屋根に降った雨は雨どいを伝って排水溝へと流れ混むので道路にあふれ出ることはなかったのでしょう。建物がなくなると、それらの排水設備も当然なくなってしまっていますから、敷地に降った雨は即道路へと流れ出るのです。
最近はあちこちに空き家が増えて問題になっていますが、こと雨に関してだけ考えると、空き家でも家があったほうが良いということになります。空き家は、防犯上の問題や雑草や庭木が周囲の迷惑になったり。また今回のように瓦が飛んだり。地域住民にとってはなにもいいことはないと思っていましたが、そうでもないってことに気が付きました。そうは言っても建物が老朽化してくると解体は止むを得ないことなのでしょう。町のあちこちで空き家が解体されてしまうと、地域の排水計画も考え直さないといけなくなりますね。
これから、気候変動がますます激しくなってきますから、今回のようなゲリラ豪雨も覚悟しておかないといけませんね。空き家や空き地の出現で街の振る舞いも変わってきますから、いろいろな事を想定していおかないとダメですね。
以上、たった1軒の家がなくなっただけで大騒ぎをしている「村人」でした。
追伸
更地になるとこれからの季節は乾燥して砂が飛んでいやですね。少しばかりの雑草なら、生えていた方がいいですね。
昨日は十五夜の次の日「十六夜(いざよい)」だったのですね。そして今日が満月。だけど見えません。昨日のうちに楽しんどいて正解でした。
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