夏は暑い!でも長生村は都会より涼しい!

梅雨が明けて連日暑い日が続いています。熱中症にならないように注意しないといけませんね。今日は茂原の七夕の最終日です。なんだか以前のような熱気が感じられないのは、自分が歳をとったせいでしょうか。子供が成長して大きくなると、わざわざ七夕祭りまで行こうという気にならないのも事実です。茂原駅のホームから、駅前を見ると七夕の飾りが淋しい感じに見えます。メインの会場が昔と違うのでしょうか? ここ数年行ったことがないのでわかりません。

昨日は、仕事の帰りに茂原駅を利用したのですが、「もばら踊り」のJR蓮の方々が整列しているのを見ました。まだ陽も高いので、気温もかなり高めだったです。私の「さんさ踊り」の経験からすると、かなり厳しいですね。水分を摂取して熱中症にはくれぐれも注意したいものです。

茂原といえば、長生村に比べれば内陸になるのですが、海から僅か8Km足らず内陸なだけで気候もすっかり内陸性気候です。なので晴れると午前中から温度計がウナギ登りです。最近お昼前の天気予報で、関東地方も暑いですといって各地の気温が表示されますが、千葉県茂原市XX度といった具合に、関東で一番の暑さになってることが多いです。午前11時以降は、その他の地点に負けてしまうのですが、午前中は暑くなるのが他の地域より早いように感じます。

長生村は海岸に面しているので、海洋性の気候になります。昼間あたたまりやすい陸地とあたたまりにくい海上。この温度差によって海から陸に向かって「海風」が吹くのです。そして夜になると反対に陸から海に向かって「陸風」が吹くのです。海風と陸風が切り替わる時間帯は無風になって(凪ぎ)暑くなりますが、暫くするとまた風が吹くので涼しくなります。どんなに暑い日でも、午前0時位になると、陸風が吹き始めて涼しくなるのです。私達夫婦の寝室も、今までクーラーなしでやってこれたのも、こういった地域だからこそですね。昨年、暑くて寝れないでしょ!と言って子供が勝手に寝室にエアコンを付けてしまいました(感謝しています)。昨年はあまり使わなかったのですが、今年は、割と早い時期からエアコン入れて寝るようになってしまいました。人間楽をすると元には戻れないものですね。もう寝るときにエアコンなしなんて考えられません! なんだか堕落したようでいやなのですが・・・・。複雑な心境です。

そうそう、我が家のまわりが水田だというのも涼しい原因ですね。夜水田の水分が蒸発して気化熱を奪うので、都会と比べたら大分気温が下がります。ヒートアイランドとは無縁です。 海が近いのと、水田に囲まれている(アスファルトがない)。この2つの原因でより涼しく過ごすことができるのですね。


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木更津かずさ連よ永遠に

義母が入所している老人介護施設(なぜか木更津市にあります)の納涼祭が今年も開催されたので行ってきました。今年で4回目の参加になります。

一番最初に参加した時は、しかたがないから行く見たいな感じでしたが、回を重ねるにつれて参加するのが楽しみになってきました。理由は3つ、打ち上げ花火が結構楽しめる、「やっさいもっさい」が楽しい、「木更津かずさ連」の踊りが楽しい。

1つ目の花火ですが、大きな花火大会と比べたら比較にならないほど小さいミニマム級の花火大会ですが、その施設の納涼祭の為だけに打ち上げられるプライベート花火大会。こじんまりしていますが、目の前で打ち上がるので結構迫力あるんです!

2つ目の「やっさいもっさい」ですが、盆踊りなんですかねー!曲に合わせて盆踊り見たいに輪になって踊っています。曲は民謡風ではなくポップス風、確か歌っているのはデューク・エイセスですね。デューク・エイセスのにっぽんのうたシリーズ「木更津編」みたいな感じです。盆踊りの曲なのにハーモニーがついているんです。それにリズムも軽快だし、踊りやすそうです。木更津市民はこの曲で盆踊りを踊っているそうですよ。かつて放送されたTVドラマ『木更津キャッツアイ』でもとりあげられて、結構有名なんだとか、全く知りませんでした。

3つ目の「木更津かずさ連」ですが、最初見たときの衝撃は大変なものでした。何の先入観もなくみたのですが、まるで「氣志團」のような格好をして粋がった人達がYOSAKOIソーランを踊っているのかと思って・・・・あれれ! なんか様子が・・・ ありゃ!踊っているのはバアサンばかり(失礼)じゃあないですか。聞けば平均年齢66歳、最年長77歳。私より先輩の方々でした。この納涼祭には毎回参加していただいてます(私達が参加してから毎回です)。かなり高齢なのに、それを感じさせない元気な踊りで、こちらも元気になります。今回の演目「マツケンサンバ」もよかったです! 金ラメと銀ラメの着物をお召しになった2人を中心に踊られました。しかし、その後大変残念な発表がありました。この納涼祭への参加は今回で最後ということでした。 さらにその訳が・・。なんと高齢化のために「木更津かずさ連」そのものが引退(解散)するということでした。いやー!ショックでした。もうほとんどファンになっていただけにね。そんな訳なのか、最後にアンコールの掛け声がかかり、「マツケンサンバ」をもう一回踊っていただきました。団長?さんの話では、今まで日本中で踊ってこられ、さらには海外にまで踊りに行かれたこともあるようです。世代交代がうまくいかなかったのか、非常に残念です。お願いだからずっと続けて欲しいです。これからもっと多くの人に勇気と希望を与え続けて欲しいです。


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「磯の香り」と「磯の匂い」の違いとは?

今日は昨日の梅雨明け宣言から2日目、非常に暑く感じられました。昔から梅雨明け3日と言って梅雨が明けて3日間は猛烈に暑いとされています(そういう日を選んで梅雨明け宣言をするので当たり前と言えば当たり前の話ですが)。

帰りの通勤電車(総武線快速電車に乗っています)の市川駅でドアが開いたときになんか匂うなと感じまいた。続いて船橋駅でも匂うのです。そうです磯の匂いっていうんですか、海の匂いってやつです。そういえばつい最近都心でも匂ってました。東京湾を渡った南風が強いと結構内陸まで磯の香りがしますね。特に川沿いでは、海からの南風が河に沿って北上するためでしょう。

そこで、ふっと疑問が浮かんできました。何度も書いているように我が家は九十九里浜の傍ですが、そのような磯の匂いはしません。もちろん海岸までいけば「磯の香り」はします。「磯の香り」と「磯の匂い」。なんだか似てますが、磯の香りは良い香り、磯の匂いは嫌な香り、という認識です。そういえば若い時によく行った伊豆七島や、グアムやサイパンなどの周りはぐるーっとぜーんぶ海である島でも「磯の匂い」なるものを経験したことはありません。「磯の香り」がするだけです。

そういえば、数年前に仕事で訪れた浦安で、こう言われたのを思い出しました。「この辺りは海の水が汚いので嫌な匂いがする、それと潮の香りが混ざってとっても臭い、特に南風が強い日は最悪です」と。海の水が汚れてる→臭い→磯の匂い ということらしい。 そと海の九十九里浜は比較的海の水がきれい→臭くない→磯の香り ということになるのではないでしょうか。

それじゃ、磯の匂いの正体はなんでしょうか? 調べてみると原因はどうやら栄養塩にあるようです。栄養塩はプランクトンの発生に欠かせないもの。特に東京湾のような内海はこの栄養塩が多く、当然プランクトンも大量に発生するのです。プランクトンは寿命がくれば死んでいくわけですが、死ぬとアンモニアに似た化学構造のトリメチルアミンが発生するので嫌な匂いになるのです。

また、それだけではなく海藻はヨウ素化合物の分解物質の匂いを放ちます。南風が吹くと、東京湾の最奥の船橋沖にごみが集められるので、それらも異臭を放ちます。それらが一緒になってとってもいやな匂いにな、というのが原因のようです。やはり「海が汚いから磯の匂いになる」というのは本当のようです。

香水は、いろいろな香りの物質をブレンドしていって良い香りを作っているわけですが、どうやら磯の匂いは逆のようで、ブレンドされればされるほど嫌な匂いになっていくのですね。

日本の近海は海藻が特に多いので、日本人は古来より「のり」として食していたらしいです。そうやって「のり」を食べる習慣が長く続いたので、日本人はのりを分解する酵素を体内に持つんだそうです。世界でも例がないことのようです。それだけ海藻が多い日本の海は、世界でも独特な磯の香りがするのだそうです。

磯の香りと磯の匂いの違いのお話しでした。


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長生村で夏休みを過ごそう

もう子供達も夏休みに入って暫く経ちますね、もう夏休みの計画はお済みですか?まだでしたら東京から近い長生村での夏休みなんかどうでしょうか?

一松海水浴場で海水浴! 海岸の砂が削られて今年は大丈夫かと心配されましたが、今年も4軒の海の家がオープンしました。懸命な整備でビーチも完璧です。浜ではハマヒルガオなどの植物も自生しており、自然公園としての一面も楽しむことができます。昔はウミガメの産卵も見られたらしいですね。サーファーも多いですが、海水浴場ではサーフィン禁止となっていますので安心して海水浴が楽しめます。
駐車場は無料なのが嬉しいですね、以前は有料で、地元民には無料の駐車証が配られていました。そのために自治会に入る人も結構いました。

海岸では長生村主催の観光地引網も開催されます。誰でも無料で参加することができ、捕れた魚を持って帰ることができるんです。今年はあと2回、7月29日と8月5日でどちらも午前10時からです。

海水浴に疲れたら「天然温泉 太陽の里」で温泉につかってリラックス。「美人の湯」をはじめ、海のミネラルたっぷりの「ミネラル海洋水風呂」、屋上から360度のパノラマの眺望が広がる「天空の湯」、「ひのき風呂」、「岩風呂」、「天然みかげ石風呂」など多彩な温浴設備を備えています。ここの目玉はなんといっても劇団によるお芝居や舞踊ショーです。月単位で全国の劇団が入れ替わり公演を行っています。追っかけをしている熱心なファンもいらっしゃるとか?お子さん達には興味のない話ですね。

知的なアクティビティもあるんです。長生村文化会館には、プラネタリウムの設備が備えられていて、平常は10名以上の団体予約による上映を行っていますが、夏休み期間中は10:30と14:00の一日2回の特別上映を行っています。8月14日までは午前が特別上映「星空解説」と『ドリーム トゥ フライ』(約1時間)
午後は特別上映「星空解説」と『妖怪ウォッチ プラネタリウムは星と妖怪がいっぱい!』(約1時間)。8月16日から31日までは、午前と午後の上映内容が逆になります。料金は大人(高校生以上)500円 、こども(4歳以上~中学生)300円、幼児(4歳未満)は無料です。毎回早いもの順で定員(78席)に達し次第、販売終了となります。夏の暑い日でも、涼しく星空観賞ができて最高です。夜になれば都会より暗いので、都会では見えない星空をリアルでみることができるのも長生村のよいところでしょう。

8月6日(土)の午後7時からは、一宮町納涼花火大会も開催されます、打ち上げ数 約5000発が夜空を鮮やかに染めます。一松海岸からでも充分楽しむことができます。関東では珍しく尺玉以上の大玉が上がるので迫力満点です。


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長生村一松の買い物今昔

我が家が引っ越して来たときには、近所にショップ&ライフふるやまという小さなスーパーがあって、なにかと便利に利用させてもらっていたが、経営していた奥さんが体調を壊して閉店してしまった。その後にできたセブンイレブンも、オーナーが親の面倒を見なければならなくなったということで、店を閉めて北海道に帰ってしまった。どちらの店も我が家から歩いて行ける範囲にあったので、2店の閉店により歩いて行ける店がなくなりました。

海岸近くの通りには、やはり我が家が引っ越して来た頃には多くの商店がありましたが、今ではそのほとんどが店を閉めてしまいました。最後までがんばっていたのが「ヤマト水産」です。地元でも有名なお店で、周辺からも買い物に来る方がいました。我が家も正月用の魚などは、必ずここで買っていたのですが残念です。
最後までがんばっていたというのは間違いでした、今でもがんばって経営されているお店が有るのを忘れていました。「木島肉店」です。この店の和牛の品質・在庫量はぴか1です。周辺にあるホテルやレストランにも卸しているそうです。ステーキ用の肉はその場でオーダーカットが可能です。お肉もおいしいのですが、なんといっても名物は「自家製つくね」ですね。つくねに粉をふりから揚げのように揚げたものです。衣の部分が唐揚げやフライの衣の美味しさに似ています。我が家のみんなも大好物で、よく買いに行きます。あと、厚切りのハムを揚げたハムカツも他では味わえない程おいしいのですが、すぐに売り切れてしまうようで、なかなか買うことができないのが残念です。

このお店の近くに、この店の息子さん夫婦がやっているトンカツ屋さんがあるのですが、息子さんが体調を崩されたということで、現在休業中なのが残念です、美味しいお肉を売るお肉屋さんの息子さんが揚げるトンカツなので美味しくないわけがないですよね!早く元気になって再開してほしいです。

木島肉店さんとおなじ通りにもう1軒がんばっているお店がありました。翠松園(すいしょうえん)さんです。中華料理の店ですが、最近この通りの交通量が減ったせいで、お客さんも以前に比べると減っているようです。以前は、いつも車が前に止まって満員でしたからね。ここのお勧めはなんといっても自家製餃子です。具がたくさん入っていて、それを包んでいる皮が絶品なんです。もちっとパリッとしているんです。どちらかというと小籠包の皮のよう? 私の大好物です。こんなに美味しい餃子、もっと多くの人に食べて欲しいですが、さっきも書いたように、もう一本海側の道が白子で橋が架かったために人の流れが変わってしまったのです。なのでこの通りに活気がなくなってしまいました。商店が無くなると車に乗って買い物に行けないお年寄りが一番困るんです、私ももうそろそろそういった歳になってしまうので心配です。


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長生村のおと

人が暮らす街にはその街の音が、人が働く街にもその街の音が、私が住む長生村にも長生村の音があるのです。

長生村の音のメインはなんといっても潮騒。そう、海岸に打ち寄せる波の音です。我が家は海岸から約1.2Kメートルのところにあるのですが、波の音が聞こえる日と聞こえない日があります。当然波が高いときは音も大きいのですが、それだけではなく、やり風向きでしょう。我が家の場所で聞く波の音よりも、あと500メートルばかり海岸に近いところで聞く波の音はかなり大きく迫力があります。わずか500メートルなんですけどね! 季節によっても聞こえ方が違います、夏よりも冬の方が空気が乾燥しているせいかよく聞こえます。

冬の夜には、風向きによって外房線を走る電車の音も聞こえてきます。鉄道の線路は、我が家からだいぶ離れているのですが、それでも聞こえます。これはさすがに冬限定です。大晦日の晩には除夜の鐘の音も聞こえてきます。どこのお寺の鐘なんでしょうか?

春になって田んぼに水がはいると突然始まるのが蛙の合唱です。私たちはだいぶ慣れましたが、都会から来た方はうるさくて眠れないといいます。何でも慣れればなんとも感じなくなるから不思議です。

初夏の早朝、眠りを覚ますような音が聞こええることがあります。農薬の空中散布の音です。以前は有人のヘリコプターで行っていましたが、今はラジコンのヘリコプターです。ラジコンヘリの方が低い高度から農薬を散布できるので、より正確な作業が出来るらしいのですが、高度が低い分騒音はかなり高いです。

夏がまだ終わりきっていない8月下旬には、長生村では稲刈りが行われます。稲刈りをするコンバインの音は当然するのですが、それよりも好きでない音があります。稲刈りをした日の夜は米を乾燥させるのに、一晩じゅう乾燥機を動かします。その音はちょっとうるさいですね。

長生村の音のメインは波の音、それに負けないくらい毎日聞こえてくる音があります。それは空の上から、そう、飛行機の音です。長生村のあたりは、成田空港に離発着する航空機の航路に近いのです(というかほとんど真下です)。それだけでなく、羽田空港に着陸する航空機の航路にもなっているらしく、ちょうど長生村あたりで両航路が交差するようで、結構頻繁に飛んでいます。ただ、空港からはだいぶ距離があるので、高度が高いせいで、音自体はかなりマイルドになっています。毎日深夜の2時ころ、上空を通過する便があります、もちろん高度1万メートルくらいを飛んでいるので、音はかなり小さいです。

長生村で聞こえる音は自然の音から人工的なものまで多彩ですが、騒音が少ないからこそ聞こえる音も結構あると思います。高度1万メートルを飛ぶ飛行機の音なんか、都会では聞こえないでしょうね!


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上野夏祭りに参加して

昨日も報告しましたが、7月23日に開催された上野夏祭りパレードに参加しました。今年で5回目の参加です。参加演目は「さんさ」です。そのなかでも篠笛を担当しています。なんで篠笛なんかやっているか、経緯を書いておきたいと思います。

私の勤務する会社が上野夏祭りでさんさに出場したのは何年前だか知りませんが、10年は経っているでしょう。たまたま一緒に仕事をしていた方が、踊りの責任者をやっていたのですが、笛をやるメンバーがいなくて困っているという話を聞かされていました。太鼓を叩くメンバーはそこそこいるのだが、なかなか笛のなり手がいないということでした。私が楽器の経験者だということはその方も知っていたので、再三「やらない?」とお誘いの言葉をかけていただきました。そんなに困っているんじゃ、いっちょ助けてやるか! ということで引き受けることにしました。

やる前は、そんなに難しいもんじゃないだろう、と思っていましたし、引き受けるときも、簡単だから・・・・と大風呂敷を広げてしまいました。なので、当初はけっこう真剣に取り組みました。練習を重ねてなんとか笛を吹くことはできるようになりました。それで終わりかと思っていたのが大間違い! 当時の笛のリーダーだった方から、吹けるようになったから、今度は足をつけて踊ってみましょう、と言われた時には目が点になりました。えっ、そんなこと聞いてないよ! と抵抗したところでもう手遅れです。

なんとか吹ける段階で、足の動きをやると、どちらか一方しかできないのです。笛のことを考えると足がついていかないし、足のことを考えると笛が吹けないし・・・・。これはまいった! ちょっと甘く考えていた自分を後悔しました。しかし、習うより慣れろとはよく言ったもので、練習を重ねるうちになんとか笛を吹きながら踊れるようになりました。さんさ踊りは、太鼓・笛・踊り手がいますが、基本的に全員足の動きは同じです。さんさ踊りの踊りはけっこうハードだと思います。それが、太鼓や笛を演奏しながら飛び跳ねるような踊りをするのですから、もう大変です。私が参加するようになってからは、パレードは夜暗くなってからなので、かなり涼しくなっていますが、以前は、昼間の時間帯に行っていたので、かなりの暑さで、途中でダウンしてしまうメンバーもいたようです。

ちょっと笑い話のようになってしまいましたが、私が「さんさ踊り」の笛をやるまでの顛末を書いてみました。参加した最初の年は、本場盛岡のさんさはどんなものか見学にいきました。盛岡じゅうがさんさの熱気につつまれて、それはすごかったです。ちょうどその年に平泉が世界文化遺産に登録されたこともあり、見学してきました。今年は上野の国立西洋美術館が世界文化遺産ということで、なんか不思議な縁を感じますね。

あっ! 大事なことを忘れていました。私が初参加の年は東日本大震災のあった年でもありました。被災地へ多くの警察官が行っている関係で、パレードの警備ができないので、中止にするという話もありましたが、規模を縮小して開催されたのでした。また、盛岡へ行ったのも、復興支援のため多くの人が東北へ行って下さいとの要請があったからでした。今年は熊本で大地震が発生しましたが、熊本・大分旅行が政府からの支援金で70%引きになるそうです。被災地に旅行に行くだけでも復興支援になると思いますので、今年は熊本へ行きましょう!


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夏祭り

昨日は、うえの夏祭りパレードに参加してきました。うえの夏祭りは今年で33回目の開催となります。1982年に東北・上越新幹線の開通を記念してパレードが始まったのがはじまりで、当初は「東北・上越ふるさとまつり」と呼ばれていました。新幹線各駅の良い所をアピールするために、秋田の竿灯まつり・青森のねぶた・盛岡のさんさと、主に東北のまつりが取り入れられています。なかでも一番出場の多いのが「さんさ」です、今年も7つの団体がさんさで参加していました。なにを隠そうう私もさんさのチームでの参加です。「サッコラチョイワヤッセ」と掛け声も元気に踊れば気分も最高です!昨年と一昨年は雨に降られ(特に一昨年はスコールみたいな雨でした)ましたが、今年は雨なしで気温も低く気持ちよく踊れました。

今年は、国立西洋美術館が世界文化遺産に登録されたこともあって、一層の盛り上がりでした。3年ぶりに晴れたのも良かったのかもしれません。

さて、夏まつりといえば地元の茂原では七夕祭りが今週末開催される。茂原の七夕は、関東三大七夕祭りの1つに挙げられるほどにぎやかで、来場者数も県内1位を誇ります。七夕の飾り付けもいいですが、やはりメインは「もばらおどり」のパレードです。最近では「もばら阿波おどり」と改名したそうですが、内容は今も昔も阿波おどりです。地元の蓮や東京高円寺阿波おどりからも参加しているようです。 会社からの帰りに茂原駅に着くと、高架下でJR蓮の人達が練習しています。その音・掛け声を聞くと、祭りが近いと感じます。そうそう、茂原の七夕は毎年隅田川の花火大会とかぶるのですが、ことしも見事同日です。

花火といえば、茂原七夕祭りが終わると、翌週の8月6日は「一宮町納涼花火大会」がお隣の一宮町の海岸で開催されます。約5000発の花火は規模としてはそんなに大きくないですが、優雅な水中花火や尺玉10連発や二尺玉など、大型の花火が上がるのが特徴です。二尺玉が打ちあがると地が割れるのではないかという音・振動が大迫力です。でも、心配は天気です。雨が降っていなくても雲が出ると、大型花火は雲の中で開き、音はすれども姿が見えぬということが結構多いのです。せっかくの大型花火、クリアにみたいものです。長生村の海岸あたりから眺めるのが結構穴場かも知れません。海岸への道路は年に2回渋滞するのですが、一回は正月元旦に初日の出をみるため、もう一回が花火大会の花火見物のため。どれだけ花火大会が人気かわかるでしょ!


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外房にある発祥地めぐり

なんの取り柄もない外房に発祥地なんかあるのか?調べてみました。まずは我が家に一番近いところから。

■九十九里地引網発祥の地
南白亀川(なばきがわ)口近くの九十九里自然公園内に 波頭をかたどったモニュメントと発祥碑が建っています。
九十九里は江戸時代にはイワシの漁場として繁栄しました。九十九里地方に地引網漁法がもたらされたのは,碑文に書かれているように,紀州の漁師が悪天候のために漂着し,紀州で行われていた地引網を伝えたことに始まったとされています。九十九里一帯の地引網はここから広まったのです。
当時 漁獲されたイワシは食用のほか、干鰯(ほしか)に加工され日本各地へ肥料として出荷され,綿や藍の栽培,みかんやぶどう等の果樹の肥料として珍重されたようです。

江戸時代中期には この地域の漁民は数万人にも達して全国一の規模だったそうですが、今では見る影もありません。現在では,九十九里の各地で 観光地引網がおこなわれ、細々と当時の漁が受け継がれている状況です。

■天然瓦斯井戸発祥之地
いすみ鉄道の大多喜駅から南に800m行ったところにある「上原」バス停の前に「天然瓦斯井戸発祥之地」と 刻まれた石碑と,「天然ガス井戸発祥の地」という説明板が並んで建っています。

この地での天然ガスの発見は比較的はやくて明治24年です。 碑文にはこう書かれています「醤油醸造業を営む山崎屋太田氏が,屋敷内で水井戸を掘ったところ, 泡を含む茶褐色の塩水ばかりで,目当ての真水は一滴も湧出しなかった。 これに気落ちした氏が,口にしていた煙草を何気なく水中へ投げ捨てると, 水泡はたちまち青白い炎を挙げて盛んに燃え出した」。 これがきっかけで 周辺ではガス井戸が掘られ 自家用として利用されるようになった。 昭和初期に 大多喜地方のガス井戸の数は数十ヵ所あったという。その後天然ガスが企業化され昭和8年に大多喜天然瓦斯(株)が設立され,都市ガスとして供給されることになった。私が幼少期を過ごした東京都杉並区でも都市ガスを使えるようになったのは昭和30年代なので、千葉の田舎で昭和初期に都市ガスというのは、かなり早いといえます。
房総半島を中心とした南関東一帯に広がる「南関東ガス田」は、メタンガスが主成分で地下水に溶け込んだ状態で存在します。我が家の近所にもガス井戸がありますし、近所の農家の方の庭では、自然にメタンガスが噴き出しているところもあります。平成16年に発生した九十九里町いわし博物館での爆発は、天然ガスが原因とされていますが、便利な天然ガスも時には厄介な存在です。

次回へ続く


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房総半島鉄道の旅

房総半島を鉄道で旅する場合、房総半島の海側を沿って走るJR「内房線」と「外房線」がメインになる。というか、鉄道はほとんどそれしかない! また、房総半島をぐるっと一周するか、横断する旅も面白いだろう。一周するにしても、横断するにしても、どちらも乗り継がないといけないのは同じ。1975年までは房総半島を一周する列車が走っていた(左回りを急行「なぎさ」、右回りを急行「みさき」)、その後も臨時快速「ぐるり房総号」を運転していた時期があったが、現在は房総半島を一周する列車はない。

まずは一周の旅
房総半島を主に海沿いを走っているのが内房線と外房線。千葉駅を発車した電車が本千葉を過ぎて必ず止まるのが蘇我駅。そう、この駅から内房線と外房線が分かれるのです。内房から廻るのであれば蘇我から内房線の終点安房鴨川まで(119.4km で1490円2時間とちょっと)行って、外房線に乗り換えて千葉を目指せば蘇我(89.5Km 1490円100分から120分)で房総半島一周が達成されます。走行距離も一周200Km越えてます。所要時間も4時間越えるので、連続乗り続けるのは結構きついかも知れません。
大都市近郊区間という特殊な区間のため、最短距離での計算となり、安房鴨川までの運賃は外房線・内房線どちらの利用でも同額になります。

裏技を使えば最短料金で房総半島一周の旅ができます。JRの規則では一定の区間内ならどんなに遠回りをしても、運賃は最短経路で計算する。いわゆる一筆書きルールってやつですね。私の住んでいるところからだと、茂原から八積までの切符を買い、茂原から蘇我まで行き、内房線ー外房線で八積で降りればほぼ一周が190円で済んでしまうってことです。東京からでしたら八丁堀までの140円切符で、東京ー千葉ー成東ー大網ー安房鴨川、内房線で蘇我ー八丁堀というルートでOKなんです。この方法は切符を買った日1日限りなので、日にちをまたがないように注意してください。

次は房総半島横断の旅

房総半島には、半島を横断する小湊鐵道&いすみ鉄道が存在します。JR内房線の五井駅から小湊鐵道で上総中野まで行き、そこでいすみ鉄道に乗り換えればJR外房線の大原までの房総半島横断の旅が完成します。なんといっても東京近郊なのにこれだけの超ローカル線の旅ができる素敵さが人気です。特に菜の花の見頃:3月中旬~4月中旬は最高です。五井から大原までの通しの切符(1700円)を買えば、途中バックさえしなければ何度でも途中下車が可能なのも嬉しいですね。

 

どうですか、房総半島一周の旅は少ないお金で一日中列車の旅が満喫できます。横断の旅では、のんびりとした癒しの旅が経験できます。是非いらしゃってください。