今日はちょっと悲しい一日でした、というのも孫とお別れの一日だったのです。オージーと結婚した長女は、私にとっての唯一の孫を出産して現在ドイツに住んでいます。この孫が実にカワイイ! 男の子なのだがハーフのせいか、じいちゃんの私とすればたまりません! 子の子にワシのDNAがほんとにはいっているんじゃろうか?と思ってしまう位です。
長女と孫が一時帰国したのが今年の三月、その後旦那が」出張で日本にやってきて、帰った思ったらまた直ぐにやってきて、そうこうしているうちに日本での仕事が次から次に入って、結局6月まで我が家にいることにになったのです。
孫が日本にやってきた時は2歳と2ヶ月。父親は英語で話し、母親(私の長女)は日本語で話し、ドイツで通っている幼稚園(保育園か?)ではドイツ語で話しかけられ・・・・何の言葉もできないうちからそのような環境におかれたために、同じ歳の子供に比べ言語の発達が少し遅い感じです。“Aua!”(アワ!)(英語の“Ouch!”(痛っっ))や“Auto”(アウト:自動車)、リンゴは“Apple”(アップル)英吾の発音、というように母音(特にあ)から始まる言葉を最初に覚えたみたいです、英語・日本語・ドイツ語の区別なくです。あまり話せる言葉もすくなかったです。最近街でよく見かけるKid’s英語教室の看板に、「2歳から英語を!」を見たときは啞然としました! 母国語も確立していない2歳児に英語? 全く意味のないことです。
話は横に逸れましたが、我が家の暮らしで純粋日本語環境(笑)の為か、最近めきめきと日本語能力が高まってきました。「じぃじぃ」や「ばぁばぁ」はもちろん、「ママのパパ」や「ママのママ」など少し複雑な日本語も喋るようになってきました。そうなると益々かわいいのです。仕事から疲れて帰ってすぐに「じぃじぃあちょぼ-」と言われたら、「ハイハイ」と食事前にも関わらず遊んであげちゃう「じじバカ」ぶり。
かれこれ4カ月も1つの家に暮らしてると、もう完全に家族ですねー! それが、今日ドイツに帰ってしまったのです。当然成田まで送っていきました。長期間滞在していると荷物も多くなり、民族の大移動状態です。心配なのがそれらの荷物をどうやって運ぶかなんです。あっ、「flightradar」によると無事フランクフルトに到着した模様です。フランクフルトからはICEでシュツットガルトへ、そこからローカル線に乗り換えてという旅程。大型トランク3個、ボストンバック2個、段ボール箱1個、ベビーバギー1台と2歳半の幼児1人を大人2人でどうやって帰るのか心配です。
そんな心配は置いといて、とにかくかわいいい孫とバイバイした「じぃじぃ」は今とっても淋しいんです。じぃじぃのちょっと悲しい1日の話しでした。